演歌歌手北山たけし(43)が8日、都内で、昨年11月に発売した新曲「霧笛の酒場」の購入者を対象にしたファンイベントを行った。

 応募約3000通の中から選ばれた50組100人を招待。「霧笛の酒場」「流れ雲」「かたくりの花」など8曲を披露した。

 イベント後半には、現在、出荷約3万枚のスマッシュヒットになっている新曲のさらなるヒットを願って鏡開きを実施。来場者に日本酒を振る舞った。

 4月30日に、師匠北島三郎(80)がオーナーのキタサンブラックが競馬の天皇賞・春で連覇を達成したばかり。「キタサンブラックは走るだけでなく、ついに(コース)レコードまで出してしまった。歌うのは自分たちの仕事。私も良い曲を出したい」とジョーク交じりに決意を語り、「今は事務所の稼ぎ頭がキタサンブラックなので、自分も事務所の柱の1本にでもなれるように頑張らないといけない」と気合を入れた。

 04年4月のデビューから14年目に入った。「来年の15周年に向けて土台作りをしっかりしたい」と話した。