浜崎あゆみ(39)が6日、東京・代々木公園でLBGT(性的少数者)イベントノ「東京レインボープライド2018」に出演した。

 浜崎にとっては初のフリーライブで、黒のボンテージ風衣装で登場。大きな「あゆコール」にも乗って、「Boys&Girls」「BLUE BIRD」など7曲を披露した。

 会場には、浜崎が「仲間とか知り合いのねーさん」も参加していた。MCでは、デビュー当時、悩んでいた時期に新宿二丁目を訪れて、精神的に救われたというエピソードも明かした。「自分のホームのような気がして、お母さんたちが待っていてくれる気がして安らげる場所でした。母さんたちから『飲んでき!』といわれてうれしくて。喜怒哀楽の全てを過ごして来たからこそ今の私があります」。

 さらに、この日に同イベントの一環として行われたパレードを、移動の車の中から見ていたといい「みんなが楽しそうな顔でパレードしているのを見て、車の中で泣いてしまった」という。「まだまだ日本はマイノリティーは社会的弱者というイメージがある。マジョリティーが勝ち組で正しいわけではないと私は思っています。これから先、生きるのに諦めそうな時があっても、この日のことを思い出して、こんなに楽しそうに集まった仲間が頑張っていることを思い出して進んでほしい。私もマイノリティーとしてこれからも歩んでいきたいと思います」と涙を流しながら話した。