俳優唐沢寿明(46)の顔の小ささに4日、嫉妬(しっと)、賛辞混じりの声が集まった。この日、都内で行われたフジテレビ開局50周年記念ドラマ「不毛地帯」(15日スタート、木曜午後9時)の制作発表に出席。伊藤忠商事の故瀬島龍三会長がモデルといわれ、11年間のシベリア抑留から帰還した元軍人で日本の高度経済成長を支えた主人公の商社マンを演じる唐沢は、七三分けの髪形に紺のスーツ姿。

 初共演になる阿部サダヲ(39)が、唐沢について「(自分の演技を)受け止めてくれる大きい人、顔は小さいけど」と話すと、天海祐希(42)が「唐沢さんはお顔が小さいので、横に並ぶのがいや」、遠藤憲一(48)も「おれも顔が大きいんで」。さらにベテラン橋爪功(68)は「顔が小さいのに、いい目をしている」。フジテレビ系「妹よ」以来、15年ぶりの共演になる和久井映見(38)は「唐沢さんは体も細く、顔も小さい。私がおばちゃんくさくなってはいけないと、身の引き締まる思いです」と話した。

 ジョーク交じりのツッコミに唐沢は「重苦しいドラマですが、どのような年代の方でもはまってみられる。期待してください。面白いドラマになると信じています」とまじめに話した。ほかに小雪、竹野内豊、原田芳雄、柳葉敏郎が出席した。

 [2009年10月4日18時6分]ソーシャルブックマーク