日本でも人気の韓国の男性グループ「東方神起」(活動休止中)のメンバー5人のうち3人が29日までに、所属事務所を相手取り、専属契約の無効確認を求める訴えをソウル中央地裁に起こした。聯合ニュースが報じた。

 3人はデビューから13年という契約期間は長すぎ、事実上の終身契約と主張。契約を破棄した場合に発生する損害賠償金も高く、不当な契約だとしている。また、所属事務所がグループの活動で得た利益も不当なものだとし、3人それぞれに最終的に100億ウォンずつ支払うよう求めている。

 3人は09年7月、所属事務所との専属契約無効を求めた仮処分を同地裁に申請。同地裁は10月に契約の効力を一部停止し、独自の芸能活動を認める決定を下していた。

 東方神起は10年4月、日本での所属事務所のエイベックス・マネジメントを通じて活動を休止すると発表している。

 [2010年6月29日12時31分]ソーシャルブックマーク