米・ニューヨークのカーネギーホールで独演会を開いたこともある春団治一門の上方落語家、桂小春団治(54)が5日、大阪市内で、35周年記念独演会では1人で前座からトリまで全5席を務めることを発表した。
ネタは師匠十八番の「子ほめ」「代書屋」「親子茶屋」「皿屋敷」の古典4席と、新作「アーバン紙芝居」。1席30分平均と換算しても、のべ2時間半の“マラソン”独演会。小春団治は「問題はふかふかの座布団と、足のしびれ。しびれは体鍛えてどないなるもんでもないんで、楽屋でもスキみつけたら正座して訓練してます」と言う。
35年の節目に無謀な5席独演会。挑戦心を忘れない小春団治らしい試み。また、師匠の十八番ネタばかりを並べ「春団治トリビュート」。新作も、春団治の「いかけや」を現代風にアレンジしたものだ。「うちの一門は師匠の口移しで厳格に教えられるんですけど、若いうちは口調が身の丈に合わんので、いったん離れるんです。35年やって、やっと、昔ぶかぶかやった服が身丈に合ってくるような感じですわ」と話していた。
独演会は10月9日に東京・内幸町ホール、同24日に大阪・ドーンセンターで行う。




