英BBC放送の元娯楽番組司会者、ジミー・サビル氏(2011年に84歳で死亡)の性的暴行疑惑を捜査していたロンドン警視庁などは11日、サビル氏が行った疑いのある性的暴行やわいせつ行為などの犯行が50年以上にわたり、214件に上るとの報告書を発表した。

 被害者の中には当時8歳の少女もおり、慈善活動で訪れた病院やホスピスで患者らにわいせつ行為をしていたことも明らかになった。サビル氏は長年、お茶の間で親しまれていた存在で、英国社会に衝撃を与えている。

 報告書によると、犯行は1955年から2009年まで54年にわたり、この間、BBCの施設内でも約40年にわたって番組出演者らにわいせつ行為をしていた。被害者の約7割は18歳未満。長年犯行を防げなかったBBCにも批判が高まっている。