嵐の松本潤(30)が19日、都内で主演するNHKドラマ「はじまりの歌」(23日午後7時30分)の会見に出席し、30代としての仕事のスタンスを語った。

 物語は山口県萩市を舞台に、フリーカメラマンが合唱コンクール出場を目指す故郷の小学生と触れ合いながら、自分を見つめ直し、夢を取り戻す姿を描く。

 松本は「30代になって、子供たちが少しでも笑顔になれたり、前向きになれるよう手助けできる仕事ができたらいいと心がけてやっている。20代とは違うところ」と語った。

 普段は仕事に追われるスピード感ある生活だが、萩の街の雰囲気や今回の作品を通じ「時には立ち止まってもいいとか、ちょっとずつ前進していく人生もいいんじゃないかと感じた」。

 作品で子供と温かい触れ合いを演じたことで報道陣からは「子供が欲しくなったか」と問われたが、「いつかはと思いますが、子供が欲しいという気にはならなかった」と正直に明かした。