漫才師の中田カウス(64)が週刊現代の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の講談社と編集長に計5500万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審で、大阪高裁は5日、講談社などに220万円の支払いを命じた1審大阪地裁判決を変更、賠償額を198万円とした。
判決理由で田中澄夫裁判長は「記事は名誉を傷つける内容で、真実とは認められない」と認定。その上で、週刊現代が以前に掲載した中田さんの手記などから、記事の一部について「暴力団幹部の親族と近い関係にあることなどを真実と信じる相当な理由があった」と判断。講談社側の主張を一部認めた。
判決によると、週刊現代の2011年11月26日号と12月10日号は「大阪府警元マル暴刑事が話す」などのタイトルで、中田と暴力団との関係を指摘する2本の記事を掲載した。
週刊現代編集部は「記事の公益性や暴力団との不適切な関係については主張が認められた」としている。
中田が所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーは「勝訴が維持されており、満足している」とのコメントを出した。




