音楽活動休止中の歌手宇多田ヒカルが22日、自身のツイッターを更新。19日に32歳となり、これまで歩んできた人生を振り返った感想を明かした。

 宇多田は19日に32回目の誕生日を迎え、「ちょっと遅くなっちゃったけど、誕生日を祝うメッセージ送ってくれたみんなありがとう」と、ファンに感謝した。

 音楽プロデューサーである父・宇多田照實氏と母で歌手の藤圭子さん(故人)とともに、ファミリーユニット「U3」で幼い頃から音楽活動を始めた宇多田。1998年にソロデビューして以降は、ミリオンセラーを連発するなど人気と実力を兼ねそなえた歌姫として日本の音楽シーンを席巻。海外デビューも果たすなど活躍していた最中、2010年には「人間活動」に専念するとして音楽活動を無期限休止し、現在もそれは続いている。

 プライベートでは02年に写真家で映画監督の紀里谷和明と結婚したが、07年に離婚。2002年には卵巣腫瘍の摘出手術を受けた。13年には藤圭子さんが死去。飛び降り自殺というショッキングな出来事の翌年、14年5月にイタリア人男性と結婚した。

 波瀾万丈といえるこれまでの道のりを振り返り、宇多田は「『人生ってけっこう長ぇな…』と思った32才の誕生日でした」とつづった。