女優井上真央(27)が29日、都内で行われた主演映画「白ゆき姫殺人事件」(中村義洋監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 作品は湊かなえ氏原作のミステリー。テレビ取材をきっかけに、ネットやうわさが広がり、美人OL殺人事件の犯人として同僚の地味なOLに容疑が掛けられていく。

 作品の内容にちなみ、出演者はネット上のつぶやき風にコメントをパネルに書いて披露。地味なOLを演じた井上は、「地味にヒットしたい」とし、「しぶとく長くずっとランキングに入ってるように、地味~に大ヒットしてほしい」と願った。

 映画初出演の菜々緒(25)は「映画がヒットしなければTwitterやめます」と書き込み、「ヒットする自信があるので」ときっぱり。これを聞いた井上は「どうしよう。地味でも大丈夫ですか」。中村監督も「『アナ(と雪の女王)』がね~」と大ヒット中のディズニー映画をライバルに挙げたが、原作者の湊氏は「悔しいので1回しか言いません。映画が面白すぎて、原作者として心地よい敗北感を味わっています」と絶賛していた。

 綾野剛、蓮佛美沙子、貫地谷しほりも登壇。