「東のX

 西のCOLOR」と称された元祖ビジュアル系ロックバンド、COLORのボーカル、ダイナマイト・トミーが、Xの元ベーシストTAIJIと新バンドを結成し、このほど米ハリウッドのライブハウスWhisky

 A

 GoGoでお披露目ライブを行った。新バンド名はThe

 Killing

 Red

 Addiction(KRA)。同ライブハウスは、かつてローリング・ストーンズ、ヴァン・ヘイレンらがライブを行った老舗会場。トミーはアメリカで人気のロックバンドDir

 en

 greyのプロデューサーで、現地での知名度は抜群。また、XとCOLORの合体バンドとあり、地元のロックファンや報道陣ら1000人が集まった。

 メンバーはトミー、TAIJI、元GASTUNKのギタリストTATSU、THE

 DEAD

 POP

 STARSのドラマーKENZIの4人。デビュー曲は現在制作中だが、忌野清志郎さんが結成した覆面ロックバンド、ザ・タイマーズの「タイマーズのテーマ」をカバーする方針。タイマーズはメンバーがヘルメット、サングラス、手ぬぐいを顔に巻き付けるスタイルで学園祭で暴れ回った。

 今回のライブでも「タイマーズのテーマ」を披露。トミーは「軟弱なロックを吹き飛ばすようなバンドにしたい。タイマーズのテーマは20年前の楽曲だけど、カッコイイし、いけてる。カバーだけどおれたちのイメージにピッタリ」と話した。

 [2009年7月2日8時45分

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