昨年のレコード大賞最優秀新人賞を受賞した韓国出身のダンスボーカルグループBIGBANG(ビッグバン)が、初めて連続ドラマの主題歌を歌うことが15日、分かった。6月9日発売の新曲「Tell
Me
Goodbye」が、初めて民放局のゴールデンタイムで放送される韓流ドラマ「IRIS
アイリス」(TBS系水曜午後9時、21日スタート)に採用される。
BIGBANGの新曲が、総制作費約15億円の超大作韓流連続ドラマの主題歌に決定した。6年ぶりに連ドラに主演するイ・ビョンホン(39)と、キム・テヒ(30)という韓国トップスターが共演し、日本語への吹き替えを藤原竜也、黒木メイサ、元キックボクサーの魔裟斗らが務める「IRIS
アイリス」だ。
韓国では昨年放送され、最高視聴率41%を記録し、話題になった。この際もBIGBANGの「ハレルヤ」(日本盤未発売)が挿入歌に使用されていたが、新曲は、朝鮮半島南北分断をテーマにしたスパイ恋愛ドラマの物語をイメージし、あらためて書き下ろされた作品になる。曲調はミドルテンポで、日本語歌詞とRAPが絡み合う。
メンバーは「ドラマと主題歌が相乗効果を生むように、世界観を大切にしてレコーディングしました。スケール感あふれる楽曲に仕上がったと思います。ドラマの余韻を楽しみながら、曲も気に入ってもらえたら」とコメントした。
また、5月29日に初主演映画「19(Nineteen)」の公開を控えるメンバーのT.O.P(22)は、今作品ではビョンホンにとって最も危険な殺し屋役で出演する。「BIGBANGのT.O.Pではなく、俳優としての可能性を広げた貴重な経験でした。これまでのいわゆる殺し屋とは違うイメージを工夫して演じました」。2月に約5万人を動員した日本ツアーを終えたばかりだが、BIGBANGの活躍の幅は広がるばかりだ。
[2010年4月16日7時55分
紙面から]ソーシャルブックマーク