ジャニーズの5人組グループ、A.B.C-Zが東京・日生劇場の10月公演で新作ミュージカルの座長を務める。29日、初の単独全国ツアー東京公演を代々木第1体育館で行い、ステージで発表した。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(81)によると、A.B.C-Zのデビュー前から現在、将来までをミュージカル化する。メンバーは本人役で出演し、脚本はメンバーが書き下ろす予定。戸塚祥太(26)は「キター!」。橋本良亮(19)は「オレたちで書くのは夢だったよね」と大喜びした。

 公演でも能力の高さを見せつけた。演出、構成はメンバーが手掛け、得意のアクロバットをふんだんに盛り込んだ。全員で高さ7メートルの巨大回転ブランコにも挑戦。塚田僚一(26)は中央の花道で21回の連続バック転を披露した。華麗な大技の数々に1万3000人が何度も歓声を上げた。