元NHKのフリーアナウンサー和久田麻由子(37)が9日、メインキャスターを務める日本テレビ系新報道番組「追跡取材news LOG」(土曜午後10時)に生出演。福島県の磐越道で21人が死傷したバス事故による今後の対応について私見を述べた。

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福島県の磐越道で新潟・北越高校のソフトテニス部員ら21人が死傷したバス事故を特集。過失運転致死傷の疑いで逮捕された運転手の無職・若山哲夫容疑者(68)をバス会社の営業担当者に紹介したという男性を独自取材した。男性が、レンタカーを使った部活動の送迎について「常態化」しており、学校側がある程度、事情を分かっていたのではないか、とする証言を報じた。

和久田は「こう聞くと(学校側とバス会社側)やはり主張の食い違いというのが、本当気になるところですよね」と指摘。一方、番組試算では、事故のケースの場合、レンタカーだと約4万6000円、貸し切りバスだと往復21~26万円、ドライバー2人で、経費に大差が出るとも報じた。部活動、校外活動時の安全管理は文部省が学校ごとに任せている現状も説明。和久田は「現場任せ、という状況が続いていたわけですよね」と語った。

一方、部活動の現場では、ルールの厳格化によって保護者や第三者による協力を減らす可能性もあり、「ジレンマ」があるとも紹介。和久田は「まさに、子供の命を守るために、安全管理の責任とコストを誰がどうやって負担しながら、そしてスポーツで成長の機会をどう確保していくのか、保護者や子ども達もまじえた議論の必要性があると感じます」と私見を述べた。

和久田は同番組が退職後初の民放レギュラー出演。同局の森圭介アナウンサー(47)とコンビを組んでおり、番組はニュースの「結果」「結論」だけでなく、そこに至る記者などのLOG=取材の記録、プロセスに焦点を当てていく、というコンセプトとなっている。