ケンブリッジ飛鳥(23=ドーム)はロンドン五輪銅メダルのジャスティン・ガトリン(米国)と同じ3組に出場。10秒17で7着、決勝進出はならなかった。

 レース後ケンブリッジは「もうちょっとやれるかなと思いました。悔しいです」と振り返った。隣のレーンにはガトリンが走った。「気にしないようにしていたが、固くなった。予選も調子がよかったのですが…。これが実力です」。目標の決勝進出を果たせず悔しそうな表情を浮かべた。

 準決勝は3組あり、2着までと3着以下のタイム上位2人が決勝に進む。ケンブリッジ飛鳥と同じく準決勝進出の山県亮太の日本勢は1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳以来となる84年ぶりの決勝進出を目指していたが、ともに準決勝敗退となった。