ロンドン五輪銅メダルの萩野公介(21=東洋大)が、余力を残して決勝進出を決めた。

 4分10秒で全体3位のタイムに「もう平(泳ぎ)の時点からだいぶ(力を)抜かしてもらった。思ったより速い。感触ばっちし。今季で1番いい泳ぎ」と手応え十分。

 直後の組でカリッシュと瀬戸が全体の全体の1位、2位の泳ぎに「2人速かった。逆に気が楽になった。2人でビシビシいってもらって、僕は隣で最後勝つ」と余裕さえ感じさせる。「(4分5秒は)普通にいったら出ますよ。まあ見ててください。相当流しましたよ。あっ、怒られちゃうな」と決勝に向けて自信に満ちあふれていた。