<高校サッカー:鵬翔2-2(PK5-3)京都橘>◇決勝◇19日◇国立

 鵬翔(宮崎)が2度のビハインドをはね返しPK戦の末、京都橘を下して初の日本一に輝いた。

 前半41分に先制を許した鵬翔は後半4分、左CKからゴール中央でDF芳川隼登(2年)の高い打点のヘディングシュートが決まり同点に追いついた。同19分に再びリードを許したが、同39分にDF日高献盛(3年)が倒されて得たPKを、DF矢野大樹(3年)が右足で豪快に決めて再び追いついた。

 試合は2-2のまま110分を戦い終えてPK戦に突入。京都橘は1番手FW仙頭啓矢(3年)が失敗。これに対し鵬翔は4番手までが全員決め、最後はGK浅田卓人(3年)がゴール左へ流し込んで決着を付けた。