女子W杯カナダ大会(6月6日開幕)で連覇に挑む日本代表なでしこジャパンのメンバー23人が1日、東京・文京区のJFAハウスで発表された。35人の予備登録に入っていたMF澤穂希(36=INAC神戸)が選出。MF部門の最初に名前を呼ばれ、男女を通じて初となる6大会連続出場への権利を手にした。
会見会場は報道陣でぎっしり。各局の代表テレビカメラ10台、カメラマン約20人に記者を加えた約200人が詰めかけた。佐々木則夫監督(56)は「(優勝前の)前回のW杯メンバー発表の時とは状況が違いますね」と言いながら、資料を読み上げた。澤の名前が出た場面で最も多くのフラッシュがたかれ、質疑応答では最初から3連続で澤に関する質問が飛んだ。
佐々木監督は「(3月の)アルガルベ杯にも呼びたかったが、故障明けだったので。なでしこリーグINAC神戸での現在のプレーを見れば、90分間集中力が切れないし、誰よりも体を張ってスライディングしている。戦える、意識の高いチームにするために選んだ。彼女の背中を見て学ぶことが必要」と説明した。
一方で「必ずレギュラーで、とは言っていない。(18日に)集まってチーム構成をする中で、彼女らしいサッカーを見せてほしい」と起用について話した。
選考に当たり「本人には事前に伝えてはおりません」。さらに「経験だけで選んだわけではなく、現在の最高の状態があって、そこに(経験を)加味した形。彼女というエキスが入ることによってパワーアップする。そう思って選考させていただきました」とした。会見では、MF宮間あや(30=岡山湯郷)が主将を務めることも発表された。
澤は17歳だった95年に、世界選手権(99年にW杯へ改称)スウェーデン大会に出場。初優勝した前回11年ドイツ大会まで5大会連続出場。6大会連続の快挙なるか、佐々木監督の発表が注目されていた。

