日本サッカー協会主催の指導者向けシンポジウム、第9回フットボールカンファレンスが10日、東京都内で始まり、インタビュー映像で登場した日本代表のザッケローニ前監督は昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会での不振を「フィジカルや戦術、技術ではなく問題はメンタルにあった」と総括した。

 W杯前年の欧州遠征でオランダ、ベルギーと互角に戦ったことで「強豪国への過度の敬意が消えたのは良かったが、このレベルで戦えると錯覚した」と指摘。「W杯ではずぶとさを欠き、選手は目の前の敵に不安を感じていた」と当時のチームの状態を振り返った。

 映像の後、イタリアからの国際電話で「指導者には責任と喜びがある。W杯で日本が優勝する日が来ると信じている」と約1000人の出席者に語りかけた。ドイツやメキシコの指導者らを招いたカンファレンスは12日まで行われる。