清水は神戸に大敗し、第2ステージ(S)初戦は黒星発進となった。前半7分に左サイドを崩されて先制点を許すと、19、41分に再びサイドを崩されて追加点を献上。後半も立て直すことができずに2失点した。頼みの攻撃陣は90分間で見せ場すら作れず、ホームでなすすべなく完敗。第1S最下位に終わったチームは厳しい船出となった。

 巻き返しのために負けられない一戦だったが、清水がいきなり先手を取られた。前半7分、左サイドを崩されシュートを放たれると、ゴール前でこぼれ球を押し込まれ、先制点を許した。立ち上がりの失点で主導権を握られ、同19分にも追加点を献上。41分には1本のパスで最終ラインの背後を突かれ、痛恨の3失点目。頼みの攻撃陣は見せ場すら作れなかった。

 あまりにもふがいない内容に、ハーフタイムにはサポーターからブーイングを浴びせられた。チームはリーグ中断期間中の御殿場キャンプで守備の意思統一を図ったが、全く機能せず。戦前、大榎克己監督(50)が「受け身になると難しいゲームになる」と話していた通りの展開となった。後半開始からMF金子翔太(20)に代えてFW村田和哉(26)を投入して攻めの姿勢を見せるも、流れは変わらなかった。

 後半も修正できなかった。同10分に4失点目を喫すると、30分にも追加点を許した。第1S最下位に終わり、仕切り直しと位置付けた初戦でまさかの大敗。来週には期待の新戦力FW鄭大世(31)が加入する予定だが、チームが劇的に変わるとは言い切れない。1試合も無駄にできない状況で完敗したことは精神的ダメージも大きい。プロは結果が全て。もう言い訳はできない。【神谷亮磨】