日本協会の犬飼基昭会長(66)が16日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制したG大阪が、日本代表3人を除いたベストメンバーで天皇杯4回戦の甲府戦に臨み、延長勝ちしたことを評価した。

 福岡市で行われた九州地域訪問会議に出席した同会長は「やっと勝ったみたいだね。(タイトルを)取りたいからベストでやったんでしょう」と発言。主力を欠いて敗退したとされた大分についても触れ、「クラブの姿勢の問題。メンバーを変えたら勝ちたくないと評価される。勝ちたくない天皇杯なんてあるんだろうか?」と失望感をあらわにした。