浦和のフォルカー・フィンケ監督(60)が、チームを分割して練習を指揮した。5日、さいたま市内で約1時間半実施。選手のコンディションや練習メニューの消化率などでチームを2つに分けて、それぞれ別々のメニューを用意した。FW原口元気やMF山田直輝らJリーグの新人研修から戻った若手は、ミニゲームを中心に調整。MF阿部勇樹や三都主アレサンドロらは、バスケットボールで瞬発力や跳躍力アップに取り組んだ。

 フィンケ監督は「宮崎合宿などで100%メニューをこなせた選手や年上の選手は、回復系のグループにした。負荷をかけ続ければ疲労の度合いが高まるのは当然のこと。バランスが大事」と話した。