サッカー元日本代表のFW久保竜彦(35)が現役を引退したことが6日、関係者の話で分かった。今後は広島県のNPO法人、廿日市スポーツクラブでコーチを務め、アンバサダーとして普及活動にもあたるという。

 日本代表32試合で11点を挙げたが、ワールドカップ(W杯)は02年日韓大会と06年ドイツ大会とも、代表入りを逃した。

 福岡・筑陽学園高から1995年にJ1の広島入りし、身体能力の高いFWとして活躍。その後は横浜でリーグ2連覇に貢献し、横浜FCでもプレーした。J1通算276試合で94点。10年から2シーズンは日本フットボールリーグ(JFL)のツエーゲン金沢に所属した。