<J1:大宮2-0磐田>◇第24節◇27日◇NACK

 序盤から両チーム一進一退の攻防が続いた。前半12分、大宮MF東が右ミドルシュート。立て続けに13分には、ゴール前混戦からMFピンパォンがシュートを放つも枠を外れた。一方の磐田は15分にDF駒野が直接狙ったFKのこぼれ球を、MF山田が左ミドルで狙うも大きく外れた。さらに25分には、バセドー病から復帰したばかりのFW山崎が、ドリブルでの中央突破から放ったシュートは、大宮DFによってブロック。両者チャンスを生かせず、0-0のまま前半を終えた。

 試合が動きだしたのは後半27分だった。大宮MF上田の縦パスにFWラファエルが競り合いゴール前に落とすと、後方から走り込んだ東が回転しながらコントロールし左足シュート。ゴール左に先制点を決めた。さらに31分には、途中出場のFW石原から横パスを受けたMF渡辺が、右足ミドルで追加点をマーク。大宮は今季ホーム初勝利を挙げた。磐田はアキレスけん断裂から戦列復帰したばかりのMF西が、今季初出場するもゴールを奪えず完封負け。