左太もも肉離れでリハビリ中だった名古屋MFレアンドロ・ドミンゲス(31)が新たに右膝の故障を抱えていることが2日までに分かった。

 天皇杯準々決勝・清水戦(10月11日)のプレー中に左太ももを痛めて途中退場。全治4週間と診断された。

 しかし約8週間経過したこの日もピッチには出ず、室内でリハビリを続けている。「左太もものケガは完全に回復しましたが、(右)ヒザの半月板と軟骨が損傷しています」と柏戦(8月23日)でヒザを強打したことが原因だと話した。

 1度は痛みがなくなり試合にも出場していたが、トレーニング中に患部が腫れる状況が繰り返したため、今シーズンは治療に専念するという。

 現在は痛みはないものの、腫れたヒザから水を抜くなどの治療を施し、セカンドオピニオンを受けるため、患部の画像をブラジルの医師に送ったという。

 「いろんな人の考え、意見を聞くことが大事だと思ったのでMRI画像を送りました」とドミンゲス。今後は手術も選択肢に入れながら、対策を練っていく。

 チームは前半戦けが人続出の影響で失速。来季その二の舞にならぬよう、司令塔は来年1月中旬予定のチーム始動日に間に合うように治療、リハビリに励む。