ラブパワーで充電完了や!
G大阪DF安田理大(20)が20日夜、関西空港から日本代表の合宿地ドバイに途中合流するため出発。この日午後、G大阪で臨んだACL全南(韓国)戦から一時帰国したが、日本協会が手配した空港付近のホテルで休養せず、あえて約50キロ離れた大阪府内の自宅へ戻り、約5時間の滞在で英気を養った。3日間で1万キロ近い過酷な移動距離だが、全南戦で1得点1アシストを決めた勢いに家族愛を加え、26日のW杯アジア3次予選バーレーン戦に臨む。
安田の顔には疲れの色などカケラもなかった。ACL全南戦から一時帰国し、今度は代表の合宿地ドバイへ出発。韓国に出発した18日から3日間の総移動距離は1万キロ近くになるが「余裕っすよ。アウェーなら移動も時差もあるのが当たり前。それを乗り越えていかんとね」と胸を張った。
韓国から帰国したのは正午すぎ。疲労を考慮した日本協会から同日深夜のドバイ出発の時間まで、関西空港付近のホテルを予約してもらっていた。同僚の日本代表MF遠藤、DF水本は帰国即ホテルで休養したが、安田は違った。「ボクはいったん家に帰ります」と帰宅。「子どもの顔を見たら元気が出る」と、関空と自宅の片道約50キロをあえて往復した。
自宅での滞在時間は5時間ほどだったが、昨年9月に生まれた長女梨杏(りあん)ちゃんとの再会で充電。遠征先ではテレビ電話で毎日顔を見るのが活力源だが、直接会えば、もっと力をもらえる。出発の関空には夫人同伴で現れ「家でゆっくりできた」とリフレッシュした表情を見せた。
バーレーン戦では、同じG大阪下部組織出身で尊敬するMF稲本(フランクフルト)ともプレーできる。「トップクラスの選手と一緒にできるのは楽しみやね」。たっぷり英気を養った安田が、日本の決定力不足も吹き飛ばす。【北村泰彦】



