G大阪のU-23日本代表DF水本裕貴(22)が京都に完全移籍することが19日、内定した。複数クラブが獲得に動いていたが、水本は京都入りの意思を固めており、この日、退団が正式発表された。クラブ間の交渉がまとまり次第、「京都水本」が誕生する。移籍金(違約金)は推定4億円で、早ければ28日清水戦(日本平)にもデビューする。

 水本はこの日、G大阪で最後の練習を行った。「今日は僕から言えることは何もない。迷惑をかけて申し訳ない」と言葉少なに立ち去った。G大阪では先発2試合だけ。千葉から移籍後わずか5カ月で決断。西野監督は「ガンバにいる自分が考えられないということだったから…」とお手上げだった。