鹿島の勝利のローテーションが崩れた。MFダニーロが右ひざ痛で4日の最終調整をリタイア。5日の磐田戦は欠場することになった。3連勝を狙うチームにとっては痛手だ。来日1年目は不振だったが、今季はスーパーサブとしての出場を中心に公式戦21試合8得点4アシストと抜群の成績を残している。

 リーグ再開後も2戦連発中。MF本山からダニーロというリレーがパターン化していた。本山も「監督からもメンバーに入っている選手は力は変わらないと言われているので、最初から飛ばしている部分はある」とペース配分を考えずにプレーしていたメリットを認める。前半戦はACL1次リーグの蓄積疲労で失速しただけに、後半戦は運動量を求められる攻撃的MFはローテーションで起用する方針だった。ダニーロの復帰に時間がかかれば、大きな戦力ダウンになる。