<J1:鹿島2-1磐田>◇第15節◇5日◇エコパ

 苦手意識を振り払う意欲が、開始3分にくじかれた。鹿島DF新井場のクロスが、FW田代の頭を経て裏へ流れる。空いたスペースを、MF小笠原に突かれた。猛攻をしのがれた後の同34分には、MF本山に2点目を奪われた。「鹿島は連戦で、後半はバテてきた。だから、最初の2失点が大きかった」とMF駒野。鹿島から、11戦ぶりの白星は挙げられなかった。

 シュート数は16本と、9本の鹿島を圧倒した。後半16分にはMF村井の左クロスを「見えないくらいスペースがなかった。来るわけがないと思っていて、びっくりした」というカレンが、落ち着いて今季リーグ初ゴールを決めた。直後にはFW前田を投入して攻め立てた。だが、この日は腰痛のMF西に加え、前日練習の後にGK川口も腰痛を訴えて欠場。その穴を、埋めることはできなかった。

 順位は再び暫定15位に降格した。ただ、カレンは「前節横浜戦は勝ったけど、内容は悪かった。今日は負けたけど内容は良かった。内容が良いと、次につながる」と力を込めた。巻き返す力は、残っている。【今村健人】