佐藤が開き直りの気持ちで勝利を呼び込む。コンサドーレ札幌のGK佐藤優也(22)が27日のアウェー新潟戦で4月5日のアウエー東京戦以来、14試合ぶりに先発出場する。20日の前節ホーム神戸戦で一発退場となったGK高木の出場停止によりチャンスが巡ってきた。クラブJ1史上最多タイとなる5試合連続不敗へ存在感を示す。

 「ポカ」は恐れていなかった。26日、札幌・宮の沢で最終調整を終え、「ミスはあるもの。外国人選手だってそう。ただ、外国人選手は動じない。今年は開き直ってやってやろうという気持ちが強い」と自信の表情で話した。神戸戦では高木の退場で急きょ後半12分から途中出場。1度、ゴール前でボールを捕ろうとすると右手が芝生に引っかかり、ヒヤッとするミスがあった。だが動じず、勝ち点1奪取の原動力になった。

 修行僧のように念じることで安定感が増した。「このミスはしょうがない、次で取り返せれば、と思ったりしている。落ち着いてきたのは確か」。以前は1つのミスから取り乱していた。06年12月の天皇杯5回戦新潟戦ではDFのパスミスから1失点目を喫し、2失点目は蹴ろうと地面に置いたボールをゴール前で相手FWにかっさらわれた。一生悔いるミスを犯した。くしくも今回の相手は同じ新潟。「明日の1戦、集中してやる」と着実に一歩ずつ成長していくつもりだ。【長島一浩】