<J1:神戸1-0磐田>◇9日◇第20節◇ヤマハ

 磐田は昨年から3連敗中の神戸に0-1で競り負けた。後半36分にCKから失点。選手交代のタイミングも後手に回り、勝機を逃した。

 罵声(ばせい)が飛び交った。今季3度目の無得点での敗戦。試合後にテレビのインタビューを受ける内山監督には、音声が聞こえないほどのブーイングがかぶせられた。1時間近く立っても約300人のサポーターが居残り、馬淵社長らと話し合いを持つまでに至った。シュート数は15本と相手を5本上回りながら、後半36分にCKから失点して神戸戦4連敗。選手交代もMF山本脩、FW中山の投入は失点後と後手に回った格好で、GK川口は「勝てた試合を落とした。シュートは打っているけど、枠に行っていない。サポーターが怒るのも当然です」と、ぶぜんとしていた。