札幌ついに最下位、京都に逆転負け/J1
<J1:札幌1-2京都>◇17日◇第21節◇札幌ドーム
コンサドーレ札幌は京都に1-2で敗れ、開幕直後の第2節以来となる最下位に転落した。前半18分にFWダビ(24)のゴールで先制したが、その後は決定機が何度もありながら追加点が奪えない、嫌な展開。京都に後半4分に追いつかれ、試合終了間際に決勝ゴールを奪われて逆転負けした。勝ち点を上積みするはずのホームで、ここ8試合3分け5敗と白星がない。残り13試合。J1残留へ、立て直す時間も少なくなってきた。
札幌の選手がピッチに崩れ落ちる。1-1のドローで終わるかにみえた後半44分、京都FWフェルナンジーニョに決勝ゴールを決められた。DFの要の箕輪が、ひざを落とし、両手で芝をつかむ。DF西嶋は天を仰ぎ、両手で顔を覆った。先制しても、どうしても勝ちきれない。試合後、西嶋は「前半が良かっただけに…。はっきり言って、ダメージがでかい」と本音を漏らした。
前半18分、ダビのゴールで先制した。前半のシュート数は京都3本に対し、札幌は10本。だが、FWアンデルソンが2度の決定機を外すなど追加点を奪えない。後半にFW田原を投入して前線にポイントをつくった京都に対し、三浦監督も勝負をかける。MFクライトンをトップ下に上げる、3ボランチの4-3-1-2に変更した。だが、「2点目を取る形でリスクを冒したが流れは変わらなかった」(三浦監督)。勝ち点3へ、奇襲に近い戦術も実らなかった。
J1が舞台となった今季は、先制した試合でも3勝1分け5敗と勝ちきれず、勝率はリーグワースト。21試合終了時点で被シュート数313、失点38ともにリーグ最低と守備が破たんしている。この日は出場停止明けのダビ、MF中山、GK高木がピッチに戻り、西嶋もけがから復帰。今季初めてベストに近い布陣だけに、DF坪内は「勝ちきれない。このメンバーで負けるのは言い訳できない…」と肩を落とした。
開幕2連敗で最下位となったが、第3節で柏を下し15位に浮上後は、何とか下にチームがある状態で戦ってきた。だが、この日の黒星で再び最下位転落という事態に、クラブは移籍期限8月29日までの補強も視野に入れた。三上強化部長は「補強の可能性は五分五分。今日の試合から考えても試合の流れを変えるジョーカー役が必要」と話す。残り13試合となったが、箕輪は「落ちるところまで落ちた。あとは上にいくしかない」と前を向いた。可能性がある限り、あきらめはしない。【上野耕太郎】
[2008年8月18日9時24分 紙面から]
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