鳥栖が九州ダービーで福岡に引き分け、4位に後退した。磐田から加入して2試合目で初先発のMF船谷圭祐(22)が前半22分、移籍初ゴールで先制。しかし、追加点が奪えないまま後半に2失点した。残り9分でMFレオナルド(22)が同点とし勝ち点1は死守したが、痛み分けというより、鳥栖の方に強い痛みが残る1戦となった。
昇格戦線に残るために必要な勝ち点3が取れず、岸野靖之監督(50)は「僕にとっては、福岡戦の引き分けは負け」と肩を落とした。開始前は鳥栖が3位、福岡9位だが、今季は福岡に連敗しており「今度こそ」という思いが、上位の余裕を奪った。船谷は「もっと点が取れるチャンスがあった。自分も、みんなも悔しいと思う」と笑顔はなかった。
1試合消化が少ない湘南に抜かれ、5位C大阪とも勝ち点1差となった。岸野監督は「すべてが終わったわけじゃない。へこたれず、選手を引っ張って、一緒に戦う姿勢を見せて次の試合は勝ち点3を取る」と声を大きくして言った。悲願の昇格を、簡単にあきらめるわけにはいかない。【佐



