王者鹿島に「連覇景気」が訪れる。2年連続のリーグ優勝から一夜明けた7日、来季のスポンサー収入が2割増となることが判明した。今年は空白だったユニホームのパンツ部分の来季スポンサーには、広告料1億円という高額契約で、総合海運企業の商船三井が決まったことも明らかになった。

 親会社の住友金属を除いた今季スポンサー料は約10億円だったが、連覇の効果もあって来季は新スポンサーも含めて約12億円が見込まれているという。チーム関係者は「昨季は最終節で初めて首位に立っての優勝で(企業の)反応も少なかった。でも今年はずっと勝ち続けての優勝だったので反応もいい」と好感触を口にした。サブプライムローンが発端となった金融危機で各クラブのスポンサー獲得は苦戦が予想される中、鹿島は好況となっている。

 チームはこの日札幌から帰京し、地元で優勝報告を鹿島神宮とカシマサッカースタジアムで行った。約2000人のサポーターを前にしたシャンパンファイトで連覇を祝した。鹿島にはさらなる上げ潮ムードが漂っていた。(金額はいずれも推定)