J2仙台MF関口訓充(23)が、12日のC大阪戦(宮城ス)に向けて「新兵器」を導入した。10日の練習で、昨季から使用するミズノ社製スパイクの最新モデルを初使用。得意のドリブルを生かすため、足裏部分のポイントを従来モデルより1本減らすなど、本人の希望に沿った形。フィット感も「悪くないっす」と好感触で、首位を迎える大一番を前に、頼もしい武器が届いた。

 日本代表岡田監督も注目したドリブラーが、選手にとって“生命線”ともいうべきスパイクを新調した。2日後のC大阪戦で実戦投入するため、新モデルを履いて紅白戦や居残りシュート練習に参加。感触を確かめると「イメージは悪くないですね。今日は動いた時間が少なかったけど、今後どういうメリットがあってデメリットがあるのか、確かめたい」と話した。

 急激な方向転換を繰り返すドリブルを支えるスパイク。関口が導入したのは、足裏部分の小指のポイントが1本、現行モデルより少ない。ポイントが減ることで力が分散しなくなり、地面を蹴った時に力が伝わりやすいという。関係者によると、J1名古屋のホペイロ(用具係)も同様の効果を狙って、同じ部分のポイントを削って希望の選手に履かせている。

 また、母指球(ぼしきゅう)付近は「L」字形になっており、これも芝をかむのに効果的で「希望通りの形なんで満足してます」と関口。実戦投入の相手となるC大阪については「(目標とする日本代表の)MF香川や乾がいるけど、意識するより自分たちの良さを出したい」。昨年10月26日の一戦(4-3)では、ドリブルで切り込み同点弾を決めた。新スパイクで、さらに切れを増した関口が、雪辱に燃えるC大阪を返り討ちにする。【木下淳】