右太もも裏痛で戦列を離れていた浦和DF三都主アレサンドロ(31)が、11日の広島戦(埼玉)での復帰へスタンバイした。6月3日のナビスコ杯予選リーグ磐田戦で負傷して以来、ベンチ登録を外れていたが「僕としては(復帰を)もう1週延ばすことは考えていない。広島戦に出るつもりでやれている」と照準を定め、9日にさいたま市内で行われた非公開練習にも参加した。

 昨年、左足の腱(けん)を断裂して手術し、4月4日の大分戦で一時復帰。だが、先発出場した6月磐田戦の前半8分に再び故障で離脱していた。広島戦は左サイドバックの細貝が警告累積で出場停止だけに「チームのために貢献したい」とまずは5戦ぶりのベンチ入りを目指す。