長期離脱していたJ1磐田のFW山崎亮平(20)が13日、約1年2カ月ぶりの実戦で復活をアピールした。静岡産大との練習試合にサブ組主体の前半から出場。1-0で迎えた同41分、FW中山からボールを受けると、右足で決めた。昨年6月以来の実戦ゲームでのゴールも、山崎は「疲れ方が練習とは違う。20分過ぎから体が寒くなって全然動けなかった。ゴールは中山さんに取らせてもらいました」と、疲れ切った表情で話した。

 昨年U-23代表候補にも選ばれたが、左足第5中足骨骨折と手術を繰り返し、実戦から遠ざかった。今年4月には、「甲状腺機能亢進(こうしん)症」と診断され、3カ月間実家の千葉で療養。ようやくピッチで復活を遂げ「第1歩という感じです」とかみしめた。