<J1:C大阪1-1G大阪>◇第2節◇14日◇長居

 G大阪が今季初戦の2月24日のACL水原三星戦から公式戦3分け2敗と未勝利(PK戦含む)。後半20分にMF明神智和(32)のミドルシュートで今季初めて先制したが、その後が続かなかった。「2トップが点を取れないのは考えないといけない。決定的に崩す状況が足りない」と西野監督。C大阪がJ2に低迷する08年にはアジアの頂点まで登りつめた。圧倒的な力の差を見せつけるはずだったが、シュート数もC大阪より1本少なかった。MF遠藤保仁(30)は「前線の連動がね。流れるような攻撃をしないとダメ」と危機感を抱いていた。