仙台は29日、クラブ初のナビスコ杯2連勝をかけてアウェーC大阪戦(長居)に臨む。前節東京戦(1-0)で公式戦9試合ぶりの勝利を収めたが、勝てば変えないセオリーに頼らず、ダブルボランチを永井篤志(35)千葉直樹(32)から田村直也(25)富田晋伍(23)に変更。平均年齢を10歳近く(33・5歳→24歳)若返らせた手倉森誠監督(42)は「ベテランの回復と若手への刺激を考えた。田村と富田には球際の強さに期待したい」と説明した。

 東京Vユース出身コンビの出番だ。2年先輩の田村が「当時はオレがFWで(富田)晋伍がボランチだった。絡みがなかった」と言えば、富田も「怖くて話せない先輩だった」という。だが今は「特長は分かり合ってる。オレが守備で支えて晋伍に攻撃させたい」(田村)「いや、そう言いながら田村さんは前に出ちゃう。今は先輩と思ってないっす(笑い)」(富田)と良好な関係を築いている。

 C大阪は日本代表MF香川、負傷のマルチネスら前回対戦(1日、1-1)から主力5人が離脱する見通し。敵将のレビー・クルピ監督も「若手を試す」と話しているという。手倉森監督は「今のC大阪には勝っておきたい。田村と富田は守備だけじゃなく攻められる。攻撃的にいくよ」と気持ちを高ぶらせて遠征バスに乗り込んだ。【木下淳】