遠藤、もっと攻めろ!

 G大阪西野朗監督(55)が1日、日本代表MF遠藤保仁(30=G大阪)に攻撃の勧めを説いた。1-2と日本が善戦したイングランド戦をテレビ観戦。「韓国に完敗した後で、うまく立て直すことができた」と評価した上で「ヤット(遠藤)は後ろに阿部がいることで力を発揮できた。あのシステム(4-1-4-1)はやりやすかったんじゃないか」と振り返った。

 愛弟子の弱点も指摘した。「今までは長谷部を前へ行かそうとして、ヤツ自身が埋没してしまう状況があった。代表ではバランスを考えすぎて攻撃力が生きていなかったかもしれない」と分析し、大胆なプレーを期待した。また、早大の2年後輩、日本代表の岡田監督とは親交が深く、密に連絡を取り合っていたが、「もう(連絡を)取るわけがないよ」と気遣っていた。