J2札幌GK李昊乗、MF宮沢裕樹(ともに21)、古田寛幸(20)の3選手が、19日の次節岐阜戦(長良川)を欠場する可能性が出てきた。16日に札幌・宮の沢で行ったチーム練習で、途中で李が右ふくらはぎを打撲。宮沢は左膝の痛みを訴え離脱した。古田は紅白戦の最後に右太もも裏に違和感を訴えた。

 核となる選手に負傷者が続出した。いずれも開幕から10試合連続で先発出場してきたキーマンだけに欠場となれば大きな痛手だ。「前から痛かった。大事を取った」と宮沢。李は険しい表情で「痛い。岐阜戦も明日にならないと何とも言えない」と話した。

 古田の状況が最も懸念されている。「ちょっとピリッときた」。熊本キャンプ中に痛めた箇所で、肉離れの疑いがある。佐川トレーナーは「宮沢、李は明日朝の状況次第で判断する。古田は以前、痛めた場所でもあるので本人と話し合ってから慎重に判断する必要がある」と説明した。