磐田FW山崎亮平(22)が宿敵を粉砕する。清水との「静岡ダービー(10日・エコパ)」に向けて8日、完全非公開で調整。FW金園の左足首捻挫で、山崎の先発出場がほぼ確実となった。この日発表されたU-22日本代表メンバーにも復帰し、18戦ぶりのゴールで完全復活を証明する。一方、清水は加入記者会見に臨んだ新外国人フレドリック・ユングベリ(34)のベンチ入りが確実。ダービーでのデビューへ待ったなしだ。
全体練習後のシュート練習では、強烈なシュートを打ち込み、好調をアピールした。山崎は、残り10試合の行方を左右する大事な一戦でのスタメンが確実となり「自分にできることをしっかりとやっていきたい」と静かに闘志を燃やした。
7月中旬には09年に発症した甲状腺機能亢進(こうしん)症を再発した。約1カ月間のリハビリを経て、8月20日の横浜戦で公式戦復帰。以後、仙台、大宮戦と連続で先発出場したが、フル出場はなく、無得点で途中交代。本調子からは程遠い状態だった。それでも、4日間のオフは実家・千葉に帰省し、リフレッシュした。4日に行われた朝鮮大との練習試合では45分間の出場で4ゴールを挙げ、復調を証明。本人は「まだ状態は6割ぐらい」と控えめだったが、柳下正明監督(51)は「自分で形をつくってからのゴール。しっかり動き直しもできている」と話していた。
目標としていた代表復帰も果たし「うれしい。選ばれたからにはしっかりとプレーしなければいけない」と気持ちを新たにした。15日からはロンドン五輪最終予選に向けた代表合宿も始まる。「たぶん前線で出ると思うので、自分のプレーをしてどんどん攻撃に絡んでいきたい」。
清水と今季3度対戦し、2ゴールをマークしている。山崎は「相手はサイドバックがよく上がってくるので、その裏を突いていければ。(得点を)取れればいいですね」と18戦ぶりのゴールを見据えた。【神谷亮磨】



