清水は28日、次節ホーム札幌戦に向けて午前10時から調整を行った。アフシン・ゴトビ監督(48)は、ここ3試合で失点を重ねているセットプレーの改善に着手。<1>集中力<2>スタートポジションと視野の確保<3>ゴールサイドでの守備と、3つのテーマを挙げ、マンツーマンと組織で守るゾーンの両方を確認。90分間の練習で30分を割き、左右からのFKに何度もプレーを止めて1つ1つ念入りにチェックした。

 名古屋との開幕戦でPKで決勝点を決められ、広島戦ではCKから失点。前節柏戦でも1点をリードしながらFKから2失点を喫し、逆転負けした。ここまで失った4点全てがセットプレーによるもの。しかし、指揮官が「チームとしての守備は改善されているし、チャンスは与えていない」と話す通り、流れの中での失点はない。この“難敵”さえクリアできれば自然と勝利は近づくことになる。

 練習を終えたDF岩下敬輔(25)は「1人1人が責任をもって、目の前のやつに負けないようにやらなきゃいけない。同じミスを繰り返してもしょうがないし、次の試合が大事になる」。DF吉田豊(22)も「細かく確認できた。こういう問題をはっきりさせれば失点は抑えられる」と、気合を入れ直した。まずは札幌戦で証明する。【前田和哉】