仙台MF富田晋伍(25)にゴールの予感!?
明日14日のアウェー柏戦ではDF角田誠(28)が累積警告で出場停止とあって、開幕からボランチコンビを組んできた富田にかかる期待は大きい。特に今節は攻撃面でも注目。昨季ナビスコ杯柏戦で得点を決めた選手で、今節スタメン予定は富田だけ。レギュラー死守へ積極的な攻撃参加をテーマに掲げる男が、ディフェンディングチャンピオンの牙城を崩しにかかる。
富田のJ1リーグ戦初ゴールへ“状況証拠”はそろっている。本人は「カクさん(角田)もいないし、その分もまずは守備から」と自らの役目を強調したが、データが後押しする。昨季、ナビスコ杯を含めて柏とは4度対戦した。リーグ戦は1分け1敗の無得点も、ナビスコ杯は2勝3得点と対照的だった。3得点の内訳は中島、角田、そして富田。中島はJ2山形へ期限付き移籍しているし、角田は累積警告とともに出場は不可能だ。
まだある。富田がゴールを決めた昨年7月27日のナビスコ杯ホーム柏戦。後半ロスタイムに生まれた決勝ヘッドをアシストしたのが、松下だった。その松下は角田の代役としてスタメンが濃厚。ちなみに10年以前のすべての柏戦にさかのぼっても、現在仙台にいる選手で点を決めたのは梁しかいない。もう、富田に期待しない方が無理というもの。
富田自身、初ゴールが欲しいのが本音。キャンプでは、今ケガから復帰間近の梁がボランチでもプレーしていた。激しいポジション争いに「今は点が取れているけど、いつまでもこの状況が続くほど甘いリーグじゃない。そうなったら梁さんとかワンちゃん(松下)とか、攻撃センスのある人が(ボランチに)選ばれるかもしれない」と危機感は半端じゃない。「そうならないように、チャンスと思ったら積極的に絡みたい」という言葉に込める力も例年以上だ。昨季の王者相手に、いつもより少し攻撃的な背番号17が見られるかもしれない。【亀山泰宏】



