【南京=亀山泰宏】仙台が12日のアジア・チャンピオンズリーグ江蘇舜天(中国)戦へ向けて10日、南京入りした。成田発の飛行機が強風のためなかなか飛び立つことができず、立ち往生。予定より約2時間遅れたため、到着後に行うはずだった練習も場所が確保できずに中止となった。手倉森誠監督(45)は「出ばなをくじかれたな」と苦笑い。MF太田吉彰(29)も「長かったね~」と疲労をにじませた。遠征には9日の鹿島戦でメンバーから外れていたMFジオゴ(26)やMF奥埜博亮(23)も同行。同監督は「ここでまた無理をさせてケガをさせるわけにはいかない」と話しており、故障明けのDF鎌田とMF菅井は仙台で治療に専念することになっている。