Jリーグは、ゴールデンウイーク真っ最中の今日3日、J1が7試合、J2が11試合の計18試合が行われる。19試合連続負けなしのJ1記録更新中の首位・大宮は、アウェー(大銀ド)で大分と対戦する。

 大宮の攻撃は、ともに3得点を挙げているズラタンとノバコビッチの2トップだけではない。チームは今季、ペナルティーエリア(PA)外から4点を決めており、これは横浜と並びトップタイ。シュート数に対するゴールの割合=決定率は1割8分2厘と単独トップだ。4点中2点を決めているMF金沢慎(29)は「チャンスでは狙おうと決めている。打たなければ入らない。ボールを奪ってから効率よく攻められている」と数字には納得の表情だ。

 4点中3点は自軍がボールを奪ってから3タッチ以内にシュートしたもの。2トップにボールを預けるだけではないことを数字が証明している。ベルデニック監督(64)が千葉時代から口にするのは「選手にはミスする権利がある」という言葉だ。選手自身が考え選択したプレーなら、たとえ失敗しても非難しない。

 得点源が中盤にもあることで、相手DFは的を絞りにくくなる。初の単独トップに立ち、相手が守りを固めてくることも考えられる。指揮官は「カウンターだけではだめ。崩す作業も必要になる」と言う。首位大宮のチーム力が試される。【高橋悟史】