<J1:鹿島1-1磐田>◇第17節◇17日◇カシマ

 磐田は途中出場のFW金園英学(24)のゴールで追いつき、鹿島と引き分けた。関塚隆監督(52)就任後、1勝3分けとした。

 最近10年、磐田が鹿島とのリーグ戦アウェーゲームで勝利したのは10年11月(第32節)の1度だけだ。この日も序盤から耐える時間が続いた。相手FWダビ(29)、MFジュニーニョ(35)のスピードある攻撃に苦しんだ。そのピンチを防いだのはGK川口能活(37)。前半4分、相手FW大迫勇也(23)のシュートを左に跳んでファインセーブ。21分には大迫と1対1になる大ピンチも冷静に立ち向かい、最後はMF駒野友一(31)のブロックで守りきった。

 川口は、MF山田大記(24)が東アジア杯の日本代表に選出された際、「おめでとう。(鹿島戦で)勝ち点3を取って気持ちよく代表に」と祝福メールを送った。山田は「能活さん自身、ブラジルを目指している。いろいろな心境の中で、自分に声をかけてくれたのを感じて涙が出そうになった」と振り返った。そして「チームに恩返ししてから、代表でもジュビロの代表として恥じないプレーをしたい」と、強い決意を口にしていた。鹿島の攻撃に対して粘り強く守りきり、前半を0-0で折り返した。関塚監督は後半、「前半うまくコントロールできている。距離感を大切に、もっとニアのゾーンで勝負していこう」と選手を送り出した。

 20分、ダビにゴールを許し先制される。32分には再びダビの決定機が訪れるも川口が好セーブで2点目を許さない。直後の33分。入ったばかりのFW金園がMFペク・ソンドン(21)のクロスを頭で合わせ同点ゴール。アウェーで貴重な勝ち点1を取った。この4連戦は1勝3分け。関塚監督の下、着実に勝ち点を積み上げている。【岩田千代巳】