仙台が、来季の新外国人としてオーストラリアAリーグ、セントラルコーストのニュージーランド代表MFマイケル・マクグリンチー(26)を獲得する可能性が浮上した。

 仙台の来季新監督、グラハム・アーノルド氏(50)が、自前で助っ人を連れて来日することになりそうだ。マクグリンチーについて、ザ・テレグラフ紙が16日までに「仙台への1年間の期限付き移籍にクラブ間で合意した」と報じた。さらに、アーノルド氏のコメントも掲載。「契約が完了したというのは時期尚早。ローン額では合意したが、これからマイキーがクラブと年俸等の詰めを行わないといけない」と前置きした上で「私が彼の大ファンであることはみんな知っていると思う。仙台はすでに強いチーム。もう少しだけ、厚みを加えようと思っている」と話したという。

 攻撃的MFはボランチと並ぶ、仙台の重要な補強ポイントでもある。ニュージーランド代表にも名前を連ねるマクグリンチーは、昨季26試合で6得点をマーク。アーノルド氏の戦術にも素早くフィットできるだけに、日本で初采配となる新監督にとっても心強い。ザ・テレグラフ紙によれば、セントラルコースト側は完全移籍で売却する意向も持っているという。