J2磐田は12日、磐田市内で16日のホームでの熊本戦に向け調整した。DF菅沼駿哉(23)は古巣を相手に完封を誓う。前節讃岐戦では自身のO・Gで失点。直後のハーフタイムで「後半は0で抑えるから点を取ってください」と謝り、攻撃陣も「取ってやろうぜ」と応えてくれた。

 実際、後半は攻撃陣が3得点で勝利を引き寄せ、菅沼は「みんなに助けてもらった。完全に僕のミス。1度謝れたことで、自分も気持ちをリセットできた。この前の試合では迷惑かけたので、次の試合では貢献したい」と振り返った。シャムスカ監督(48)も「O・Gの後、菅沼はビルドアップ、対人とすごく良くなった。試合中に精神的に崩れることなく立ち直ったことに感謝の意を込めたい」と評価した。

 菅沼はG大阪在籍時の11年夏、出場機会を求めて熊本に期限付き移籍した。17試合に出場しDFとして成長の1歩を踏み出したクラブでもある。「初めて試合に出させてもらったチーム。知ってるスタッフも見に来ると思うし、少しでも成長した姿を見せたい」と話す。センターバックのDF伊野波雅彦(28)とは連日、コミュニケーションを図っている。「2試合連続で失点しているけど、流れの中での失点ではない。次は0で抑えたい。この2試合、何もできてない。切り替えていきたい」と前を向いた。【岩田千代巳】