<プレシーズンマッチ:仙台2-3新潟>◇5日◇ユアスタ
仙台は新潟に逆転負けしたが、新たな武器を披露した。前半10分に、左MFで先発した八反田康平(24)がゴール前に飛び込んで先制。1-1の前半終了間際には、DF角田誠(30)が約30メートルの芸術的な直接FKを沈めた。3失点の守備には課題を残したが、中断期間から取り組む形での2得点でレベルアップを証明した。
鍛えてきた「3人目の動き」で、早々にネットを揺らした。右MFの太田が左サイドを突破して送ったクロスに、逆サイドに移っていた八反田がFWの背後からゴール前に走り込んだ。鮮やかなボレーに「キャンプからゴールへ向かう意識を持っていた。得点できたのは自信につながる」と笑顔。渡辺監督も「相手の嫌がることをしようと話していた。表現してくれたのは成長の証し」と目を細めた。
角田はワールドクラスの「飛び道具」を見せた。W杯でブラジル代表DFダビドルイスが放つFKを参考に、前日から居残りで練習。右足のインサイドで回転を抑え、ゴールに突き刺した。センターバックの主将は、守備の反省を前置きした上で「後半の2本目も枠に行ったし、そろそろリャン君じゃなくて俺がキッカーになるで」とニヤリ。J1相手に通用する新たな攻撃パターンを、さらに磨いていく。【鹿野雄太】



